プルメリア Plumeria spp. (キョウチクトウ科 インドソケイ属) |
プルメリアにはいくつかの種があり、ハワイでも3種が記載されていた。主に植栽されていたものは2種のように思えたが、両種ともにプルメリアと呼ばれている。園芸的に改良されているとの事なので、当面、プルメリアとして掲載しておく。オアフ島で多かったのは白色の花弁であり、中心部が薄く黄色いもので、恐らくPlumeria obtusa と同定されるものであろう。花筒が深裂して裂片は基部にいたるほど細くなり、基部でも間があいている。このタイプのプルメリアの葉は円頭であるが、もう1つの種と思えたものは葉の先端が尖っており、色もピンク色で、インドソケイ Plumeria rubra あるいはその園芸品種と思われた。プルメリアの葉は葉脈が裏面に突出して葉を構造的に強固なものとしている。長さは30cm前後あるであろうか。 |