チシャノキ
Ehretia ovalifolia
(
ムラサキ科
チシャノキ属
)
岡山市の後楽園の周囲を歩いていると樹皮がカキノキそっくりの樹木が生育していた。葉を見るとチシャノキであった。チシャノキの異名であるカキノキダマシは、葉に対してではなく、樹皮であった。若木の樹皮はカキノキを連想しにくいが、古木の樹皮はカキノキによく似ている。地面には、果実が枝ごと落下していた。これも、オガタマノキの
果実
と同様に、カラスの仕業ではないかと思う。思わぬことでチシャノキの果実の画像を手軽に撮影できた。果実は秋に黄色に熟し、直径は5mm前後。
1.
チシャノキ
2.
葉
3.
果実と樹皮