ツクバネウツギ Abelia spathulata (スイカズラ科 ツクバネウツギ属) |
ツクバネウツギの葉は対生で、広卵形から長楕円状卵形。長さ2〜5cmで縁には荒い鋸歯があるが、鋸歯は顕著なものから不明瞭なものまであり、葉の形は変異が大きい。表面は毛があり、特に主脈と側脈上には毛が多い。裏面は毛が多く、特に主脈と側脈上には長い開出毛があり、触るとビロード感覚がある。 コツクバネウツギと混生しており、葉の形では区別が難しいが、ツクバネウツギの葉の表面は毛があってほとんど光沢がない点、裏面の特に脈上に毛が多い点などで区別ができる。 |