ブタナ
Hypochaeris radicata
L. (
キク科
エゾコウゾリナ属
)
ブタナの花は、1つの花だけを見るとタンポポと区別が付きにくく、結構美しい。多くの舌状花からなり、他のキク科植物の多くがそうであるように、花粉が放出された後に雌しべが延びてきて柱頭が2つに分かれる、雄性先熟である。総苞片は4〜5列、時として花茎の先端部分にもある。花茎は所々で二股に分かれ、それぞれの長端に1つの頭花をつける。花後に形成される種子は冠毛があるが、タンポポに比べて太くて荒く、長距離を飛散する能力は低いのかもしれない。
1.
ブタナ
2.
ブタナの花
3.
ブタナの葉
4.
ブタナの生育地