ヒメジョオン Erigeron annuus (L.) Pers. (キク科 ムカシヨモギ属) |
ヒメジョオンはロゼット葉を形成し、能率の高い光合成を行って、花時には高い茎を出して花を咲かせ、種子を散布させる。ロゼットは一年中観察され、葉はさじ型で長い葉柄を持っている。葉の表には微毛があるが、裏面にはない。花茎を伸ばして開花しているときには根生葉が失われ、鋸歯のある茎葉を形成する。
よく似た種にヘラバヒメジョオンがある。ヘラバヒメジョオンは茎葉の鋸歯がほとんどないか、不明瞭である点で区別するが、雑種が形成されるので、中間型も多い。 |