コオニタビラコ Lapsana apogonoides (キク科 ヤブタビラコ属)
コオニタビラコは本州から九州、朝鮮半島に生育する越年性の1年草本。春の七草の1つであり、水田や畦道などに生育する。和名は小鬼田平子であり、タビラコとも呼ばれ、春の七草ではホトケノザとして登場する。
葉は羽状に分裂し、ほとんど無毛で柔らかい。春にニガナによく似た花を咲かせる。花は7〜8つあり、すべて花弁が伸びた舌状花である。水田の管理形態が変化してきたためか、コオニタビラコをあまり見かけなくなった。春の七草シリーズとしては、もっとも最後のアップとなってしまった。この画像は管理休耕田に群生していたものである。