オオオナモミ  Xanthium canadense Mill. (キク科 オナモミ属)
 オオオナモミの果実には先端が曲がった鉤状の棘があり、これによって動物などに引っ付いて散布される。ウールの衣服にはしっかりと食いつき、投げて遊んだ方も多いであろう。果実は稔っても茎から離れず、春になっても立ったままの茎の上で動物に付着するのを待っている。ひっつき虫の代表である。1つの果実の中には2つの種子が入っている。
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