サジガンクビソウ
Carpesium glossophyllum
Maxim. (
キク科
ガンクビソウ属)
サジガンクビソウは本州から琉球の暖帯に生育する多年草。
ロゼット葉
を持ち、花茎にも葉を形成するがあまり目立たない。花は花茎に横向きに付けるが、花茎は斜めになることが多いので、結果的に花は下向きに咲くことになる。ガンクビソウよりもガンクビに似ていると思う。あるいはパイプの方がいいかもしれない。舌状花がないので、花は目立たない。暖帯の森林の中では、山道のあまり人が歩かない場所などに生育している。
ガンクビソウ
やサジガンクビソウは舌状花がないので目立たない。しかも下向きに咲くので目立たない。チョウチョなどに来訪してもらうことはあきらめている感じがある。これらの植物の花粉媒介者は何者であろう? 小さなアブ類かもしれないと思いつつ、どうして下向き? と話しかけたくなる。うつむいている花にだけ来る虫もいるのであろう。
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