タムラソウ
Serratula coronata
subsp.
insularis
(
キク科
タムラソウ属
)
タムラソウの葉は羽状に分裂する。葉の上部では羽片は完全には分裂せず、次の裂片と続くが、中部から基部にかけての羽片は完全に分かれる、。根出葉には柄があり、葉身の長さは30cmほど。茎の上部の葉ほど小さくなるが、基本的には羽状に全裂する。葉の上面には短い毛が散在し、裏面脈上にも短い毛があってざらつく。葉の縁は若干内巻となる。
ユーラシアとアフリカに広く分布する基本種(subsp.
cornata
)は、羽片がすべて次の羽片とつながる点、葉はほとんど無毛であることが区別点であるとのこと。
1.
タムラソウ
2.
葉
3.
伊吹山のタムラソウ