ヤブタビラコ
Lapsana humilis
(Thunb.) Makino (
キク科
ヤブタビラコ属)
ヤブタビラコは水田の畦道などにも生育するが、名前の通り明るい沢筋の樹林下にも生育する。葉の質感などは、樹林したのものが弱々しく、色も鮮やかな緑色であって、印象はちょっと異なる。花後には頭花の基部が膨らんで球形となり、やがて裂開して種子が露出する。種子は冠毛を持っていないので、近隣に散布されることになる。冠毛を持つ種が遠隔地に分布することを目指しているのに比べ、対照的である。
1.
ヤブタビラコ
2.
ヤブタビラコの種子
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