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クナウティア・ディプサキフォリア Knautia dispsacifolia |
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藤色のマツムシソウ！ 花の大きさと質感は、まさにマツムシソウであるが花の色は桃色を帯びた薄紫色。葉の形はマツムシソウとは大きく異なっており、対生の単葉である。スイスでは海抜600ｍから2200ｍに分布するとのこと。低地の放牧地にも生育が見られるし、森林限界を超えた高山の草原にも生育が見られる。1枚目の画像のように群生していることは少なかった。日本のマツムシソウとはかなり生態的な特性は違いそうである。どちらかといえば、肥沃な草地が生育適地のようであった。 花の色は日本のマツムシソウの方が美しいとの意見も聞くが、藤色のマツムシソウもなかなかのものである。 |
