ヒカゲツツジ Rhododendron keiskei var. keiskei (ツツジ科 ツツジ属
 ヒカゲツツジは、本州(関東地方以西)と四国、九州に分布する常緑の低木。高さは1〜2mになり、山地の崖や岩の上に生育する。若枝や葉柄、葉裏に円形の鱗状毛があり、特に葉裏には密生する。葉は長楕円形で3〜8cm、先はとがり互生するが、枝先に輪生状に集まってつく。花冠は淡緑色、上側内面に濃緑色の斑点があり、広漏斗形で大きさは5cm程度。和名の由来は谷沿いのやや日当たりの悪い場所に生えることから。
 画像は愛媛県の別子銅山跡付近、海抜800m程度の地点で4月20日に撮影した。
ヒカゲツツジの花葉は枝先に輪生状に集まってつく
ヒカゲツツジ生育地の渓谷
葉の表面には光沢がある葉の裏面には円形の鱗状毛がある

(文章・画像:森定 伸)
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