ヒカゲツツジ Rhododendron keiskei var. keiskei (ツツジ科 ツツジ属) |
ヒカゲツツジは、ツツジ属植物の中では数少ない黄色の花をつける種のひとつである。花は枝先につき、1個の花芽から2〜4個の花が散形状に開く。雄蕊は10本あり、花糸の下部には白色の軟毛が散生する。
日陰に生えるから日陰躑躅(ヒカゲツツジ)と言うらしいが、北向き斜面の株はつぼみもかたく、葉も細かった。それにひき替え南向き斜面の株は花つきも多く、既に開花しており、やっぱりヒカゲツツジも日当たりの良い場所が好きなのであろう。 |
(文章・画像:森定 伸)
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