レンゲツツジ Rhododendron japonicum  (ツツジ科 ツツジ属
 ツツジの仲間には紫から赤系統の花を咲かせるものが多く、レンゲツツジのように黄色系統の色素を持つ種はめずらしい。花の色には変化が多く、黄色いものをキレンゲツツジ forma flavum とよぶ。岡山県の県北では「カッコウ」が鳴く頃の5月から6月にに咲くので「かっこうばな」と呼んでいる。
 花は新葉の展開する直前あるいは同時に咲き、枝の先端に2〜8個の花が付く。雄しべは5本。果実は大きく、長さ1.5〜3cm。剛毛が生え、長く雌しべが残る。
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