ニシキゴロモ Ajuga yezoensis (シソ科 キランソウ属
 ニシキゴロモの花は4月の終わりごろから5月にかけて咲く。花筒の長さは10〜11mmで小さく、先端は上側に2つ(上唇)、下側に3つ(下唇)に分かれる。おしべは2本であろうか、花にアクセントを添えているが、花全体が小さいので詳細はわかりにくい。花の色は非常に淡い紅紫色から鮮やかな紅紫色のものまで変異がある。小さな植物であり、花も小さいが、顔を近づけてみるとなかなかの美しさで、名前の由来にも納得である。
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