マルバアオダモ Fraxinus sieboldiana (モクセイ科 トネリコ属
 マルバアオダモの葉は奇数羽状で、対生。3〜7枚の小葉からなる。幼木の葉の小葉は丸みがあり、「丸葉」の名前がぴったり来るが、大きく成長すると小葉は細長く、先端が尖る傾向が強くなる。ホソバアオダモという異名があるのも納得である。葉の中軸と裏面の中脈には白毛があるが、無毛になることもある。
 冬芽は特徴があり、同定のポイントになる。枝の太さの割に大きな冬芽であり、鱗片が左右から合わさっており、粉状毛があることが多く、青色を帯びた暗褐色。当年枝にも丸い皮目がある。

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