ホソバウンラン Linaria vulgaris (ゴマノハグサ科 ウンラン属
 ホソバウンランはユーラシア大陸に広く分布し、日本には大正初年に観賞用として輸入されたとのこと。ワイルドフラワーによる法面緑化などに使用された結果、広く野生化してしまった。乾燥する荒地に生育できる。この植物に最初に出会ったのは法面緑化であり、その後点々と帰化しているのを見ていた。セイヨウウンランの異名もあるので、帰化植物ではあろうと眺めていたが、カナダの路傍に生育していたので、てっきり北米原産かと誤解してたくさんの画像を撮影して帰ったのだが、実はカナダでも帰化植物であった。道路沿いの荒地に野生化し、結構な群落を作っていた。
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