タマリュウ (キジカクシ科 ジャノヒゲ属
 ジャノヒゲの矮化種がタマリュウと名づけられて広く植栽されている。日陰でもよく生長し、樹木の葉が茂って夏は日陰になる場所でも問題は無い。軽い踏圧環境でも生育できる。生長が遅い点は欠点でもあるし、長所でもある。玉石敷などで境界付ければある程度は越境を防止できる。
美しいタマリュウの地被
密なタマリュウの植被タマリュウ基盤整備の畦に植栽されたタマリュウ
 水田の基盤整備の際に、畦などの草刈省力化が目的でタマリュウが植栽された事例がある。生長が遅いために通常の雑草が生い茂ってしまい、パッチ状にしか地面を覆うことができなかった。植栽初期に手入れを惜しまなければもう少しきれいな法面ができたかもしれない。

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