オヒシバ Eleusine indica (L.) Gaertn. (イネ科 オヒシバ属)
 オヒシバは比較的踏みつけに強い。生え際は地表面に位置しており、踏まれると根と茎の境目から倒れ、すぐに元に戻る。植物体も強く丈夫であり、これも踏みつけに対する抵抗性となっている。
 子供の頃、オヒシバで「相撲」を取っていた。オヒシバの穂を縛り、通して両側から引っ張るわけである。夏休みが終わって学校から帰る道すがら、勝負しながら帰ったものである。太い花茎のものが強い傾向はあったが必ずしもそうではなく、十分に成熟したもの、踏まれて成長したものが強かった。
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