ハナショウブ Iris ensata var. ensata (アヤメ科 アヤメ属
 ハナショウブ(花菖蒲)はノハナショウブが園芸的に品種改良されたものであり、ノハナショウブが一回り大きくなった程度のものから、内花被片が大きくなって八重咲きに見える品種などがあって、入梅の頃に美しく水辺を彩る。中にはキショウブによく似たものがあるが、これはキショウブから品種改良されたものであろう。ハナショウブの英語名はJapanese Iris 日本生まれであることを示している。

 学名から見れば、ハナショウブが基本種であり、ノハナショウブがその変種ということになっているが、もちろん逆であり、ノハナショウブからハナショウブが生まれたもの。基本的性質はノハナショウブと同様であり、中栄養からやや富栄養な水湿地に生育する。

ノハナショウブによく似たハナショウブ内花被片が外花被片と同じサイズになったハナショウブ
内花被片が外花被片と同じサイズになったハナショウブ内花被片が外花被片と同じサイズになったハナショウブ
内花被片が小さくて立ち上がっているハナショウブ内花被片が小さくて立ち上がっているハナショウブ
内花被片が小さくて立ち上がっているハナショウブ内花被片が小さくて立ち上がっているハナショウブ
ちりめんのようですね内花被片が小さくて立ち上がっているハナショウブ
白もありますこれはキショウブとそっくりです
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