ハマキゴケ Hyophila purpagulifera (センボンゴケ科 ハマキゴケ属
 ハマキゴケの名前は、タバコの葉巻に関係あるのかと思っていたが、普通に葉を巻くということであった。クルクルと巻き込まれていた葉は、水を得ると瞬時に伸びてくる。強い日照があたらない場所では、下段の画像のように、乾燥していても赤褐色にはならず、緑を残している。どちらかというと、こんな状態のハマキゴケを観察することが多い。
 葉の長さは1.5〜2mm。胞子体は小さく、剳ソの長さは3〜8mmで凾フ長さは1.2〜2mm。無性芽を形成して繁殖を確保するのは、このような乾燥地に生育するコケの常套手段。

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