ゴヨウマツ
Pinus parviflora
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マツ科
マツ属
)
ゴヨウマツはヒメコマツとも呼ばれ、北海道南部から九州の山地に生育する。樹高は30m、直径1mにまで成長する常緑針葉樹。亜高山帯の尾根や急傾斜の露岩地などに生育する。葉は1カ所から5枚出るので五葉松類である。葉の長さは3〜6cmで短くて柔らかく捻れる。葉の表面に白い気孔列があり、白い筋のように見える。球果は翌年の秋に熟し、長さ5〜8cm。葉が小さくて密に付くので、庭木や盆栽に仕立てられることの多い樹種の1つである。材は建材や器具材に使われる。
1.
ゴヨウマツ
2.
葉
3.
生育地