ゴヨウマツ
Pinus parviflora
(
マツ科
マツ属
)
ゴヨウマツの葉は長さ3〜6cm。白色の気孔列(帯)があるので、枝先は白緑色に見える。日本における五葉松の仲間はチョウセンゴヨウ、ヤクタネゴヨウ、キタゴヨウ、ハッコウダゴヨウなどの別種や変種などに分化している。亜高山帯という立地そのものが隔離的な存在であるとともに、尾根や崖などの厳しい立地に生育するため、分布が連続しておらず、個体数も少ないので種の分化は生じやすいであろう。毬果は長さ5〜8cm。種子の翼は種子本体よりも短いとのこと。風散布としての能力は高くないことになる。
1.
ゴヨウマツ
2.
葉
3.
生育地