ソヨゴ  Ilex pedunculosa Miq.  (モチノキ科 モチノキ属
 ソヨゴは雌雄異株であり、花は6月頃に咲く。雌花は葉腋から3〜4cmの花柄を出し、1個の白い花を咲かせる。花弁は長さ2mmほどで、5枚または6枚であり、6枚の物が多い。中心部に大きなめしべがあり、その周辺に小さな(退化した?)おしべがある。雄花の花柄は枝分かれし、3〜8個の花を付ける。花弁は長さ1.5mmほどで、花弁の数は3〜4枚であり、3〜4本のおしべがある。
 花の数は少ないが、ソヨゴの蜂蜜があるところを見れば、蜜源植物としては重要なのであろう。目立たない花であるがゆえに、ご褒美の蜜の量は多いのかもしれない。


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