カブ
Brassica rapa
var.
glabra
(
アブラナ科
アブラナ属)
カブはヨーロッパ大陸原産の栽培植物で、日本には中国から渡来した。
春の七草
の1つであり、鈴菜(すずな)の名前で登場する。カブ(蕪)は頭の意味で、根が頭状の塊になるとの意味だそうである。
根を食べるので、ダイコンと近縁かと思えば属が違う。アカカブ、シャクシナ(タイサイ)、ミズナ、ノザワナ、ヒロシマナ、ハクサイ、パクチョイ、チンゲンサイなどと同じ種であり、様々な栽培種に改良されている。根を食べるように改良されたものがカブであり、葉を食べるように改良されたものの代表がハクサイであることになる。品種改良には長い年月が必要であったと思われるが、人類の食への欲求の高さが感じられる。
カブは
ダイコン
に近いイメージがあり、花の色も白かと思っていたが、咲いた花は見事な「菜の花」であった。
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