ナワシログミ Elaeagnus pungens Thunb.  (グミ科 グミ属)
 ナワシログミの花は10月から11月のはじめにかけて咲く。葉腋に数個の花が咲く(真実は、葉腋にごく短い枝があり、そこから花が出ているとのこと)。花は長さ6〜7mmで、花弁のように見えるものは萼であるとのこと。それで、果実が実ってもしつこく、果実の先端に残っている理由が了解できた。萼筒の、先端は4つに別れている(時に5つのものが混ざる)。花はやわらかそうで、あったか味を感じるが、拡大してみると星状毛にびっしりと覆われている。所々に褐色の星状毛と腺のようなものが見え、アクセントになっている。

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