ホルトノキ Elaeocarpus sylvestris var. ellipticus (ホルトノキ科 ホルトノキ属) |
ホルトノキの花は7月の中ごろから末にかけて咲く。花は花序の下のほうから咲き始め、花序としては2週間以上の開花しているのではないかと思う。花弁は先端が糸状に分かれており、シラヒゲソウに似ている。雄しべは開花直後は淡い橙色で、やがて黒褐色になる。葯が脱落すると、基部には橙色の腺体が見えてくる。萼片は長さ約5mmで先端は尖る。全体的にしっかりした花で、梅雨の時期での開花でも、あまり影響は受けないのであろう。 |
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