ツブラジイ(コジイ)  Castanopsis cuspidata  (ブナ科 シイノキ属
 ツブラジイは岡山県では点々と見られるものの、数は少ない。特に県南の瀬戸内気候の地域では神社の社叢林などに見られるに過ぎず、アラカシなどのカシ類に比べて乾燥に弱いようである。葉の裏が銀褐色である点が特徴の1つである。
 シイノキの仲間にはツブラジイ(コジイ)とスダジイ(イタジイ)がある。ツブラジイの種子は別名の通り小さく、樹皮は割れることがない。スダジイの樹皮は縦に割れるとされている。しかしながら、両者の区別は必ずしも明確ではなく、中間型も多い。ツブラジイは寿命が短く、100年を超えることは少ないという。しかし、スダジイは寿命が長く、巨木となって地域の天然記念物などに指定されて保護されている場合も多い。
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