センダン Melia azedarach var. subtripinnata (センダン科 センダン属)
 センダンの花は多くの落葉広葉樹が葉を展開し終わった5月に咲く。芽出しや花がやや遅いのは、落葉樹の中では南方系であるからだと思われる。花序は大きく、直径1.5cm前後の小さな花をたくさん付ける。花柄や顎には鱗片状の毛がある。花弁は5枚で、中心部には紫色の筒状のものがある。これは雄しべが合着して筒状になったものであり、葯の数から、10本の雄しべが合着したものであることがわかる。
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