センダン Melia azedarach var. subtripinnata (センダン科 センダン属)
 センダンの果実は長さ1.7cm程で、10月頃にクリーム色に熟す。基本的には鳥によって散布されるのかと思うが、冬になってもあまり数が減らずに長く残っている。鳥にあまり食べられず、落下するものも多いのではないかと思う。中には5つの稜がある種子があり、数珠に利用される。果肉は漢方薬として「ひび・あかぎれ・しもやけ」などの治療に利用される。若い木の樹皮は紫色を帯びた褐色で平滑であるが、大きくなると縦に裂けた樹皮になる。樹皮は「虫くだし」の薬効がある。枝は太く、荒く枝分かれする。
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