ヒメウズ Semiaquilegia adoxoides (キンポウゲ科 ヒメウズ属
 ヒメウズは、小さいながらキンンポウゲ科特有の尖った果実をつける。果実(袋果)は裂けて中には10個程度であろうか、小さな種子が顔を出す。このままでは、遠くに種子を散布することはできそうにない。ありさんが種子を運ぶのであろうか、それともあまり遠くに種子を散布する必要はないのであろうか。しかし、農耕作業に伴って、生育地を拡大することは、通常行われているのであろう。地下には1cmほどの塊茎がある。地上部に比べて結構大きな貯蔵庫である。
種名一覧科名一覧雑学事典目次Top生物地球システム学科