チャノキ Camellia sinensis (ツバキ科 ツバキ属) |
チャノキの花は、10月の終わり頃から咲き始め、真冬まで咲き続ける。ツバキ属はこの季節から春にかけて花を開くものが多い。図鑑には花弁が開いたものが掲載されていたが、観察したものは全て花弁が丸まっており、完全に平開しにくいようである。品種によって花弁の形が違うのかもしれない。つぼみは白玉のようで、かわいい。花は直径2〜3cmで、下向きに咲く。おしべは多数で、その中心に柱頭が3つに分かれた雌しべがある。果実はヤブツバキよりも小さく直径2cmほどであり、中に3つのそう果が含まれている。 |