ニワトコ Sambucus racemosa ssp. sieboldiana 
 ニワトコの葉は対生し、長さ20cmほど。2〜4対の小葉を持つ複葉である。葉は軟らかいが、落葉樹にしてはやや厚い。小葉の縁には規則正しい鋸歯があり、裏面の脈上には微毛がある。
 ニワトコはよく根際から勢いのある太い茎を出す。特に伐採された後などは直径2cm近いシュートが出てくる。若い茎の樹皮は明るい灰褐色で平滑であるが、太くなると表面にコルク層を発達させ、縦の割れ目が顕著になる。
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