たまに自転車通勤する経路の中、農家の作業場の前庭に大きなアザミのロゼットが生えていた。2月中旬のことである。この大きさのロゼットであれば、巨大なアザミであるはずで、アーティチョークに違いないと見当をつけていた。春になって次第に葉が茂り、6月には花茎が高くなり、7月の始めには大きな蕾が開き始めた。見事なチョウセンアザミであった。葉の長さは75cm前後あり、とても大きい。表の色はやや粉白色で、裏面には白毛が密生している。裂片の先端は棘になっており、撮影する間にも何度も刺されてしまった。手入れというよりか、一度植栽すると放置しておける場所への植栽が望ましいか、と思った次第。 |