ヒロハホウキギク Aster subulatus var. sandwicensis (キク科 シオン属) |
時々観察している管理休耕田で、秋に一斉に小さな双葉が出てきた。さすがに名前がわからない。一般的に植物は、気温の低い冬では光合成の活性が低く、葉緑素が少ないので紫や赤色を帯びることが多い。芽生えの段階で紫色を帯びている点が、夏のヒロハホウキギクの葉のイメージと違って思い当たらなかったわけである。 春になると次第に色鮮やかになり、全体が無毛である点などからヒロハホウキギクであるらしいと思い始めた。振り返ってみれば、前年はヒロハホウキギクの群落であったのだから、当然であった。 |