モミジヒルガオ Ipomoea cairica (ヒルガオ科 サツマイモ属
 沖縄島の年末、モミジヒルガオの花が咲いていた。葉は少し元気がなかったが、かろうじて花が咲き残っている感じ。道路わきのフェンスに絡んでいる。以前に出会ったときに予想したように、猛威をふるうほどの繁茂ではないように思う。アーチに這わせているところもあった。時間をかけて仕立てるようで、常緑ならではの、なかなか良質な使われ方である。
 オアフ島のものと比較すると、沖縄島のものは花弁が5つに浅裂すること、中心部が色濃い点で少し異なっている。ネット検索すると、花の形は5つに浅裂せず真円で、中心部が濃い赤紫色であるものが多かった。島では遺伝子が偏りを見せるのかもしれない。
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