ギョリュウモドキ(カルーナ) Calluna vulgaris  (ツツジ科 カルーナ属
 スコットランドの5月末はまだ寒かった。サクラが咲き終わったばかりの気候。モコモコとしたカルーナの株はまだ緑色鮮やかとはとても言えない状態で、場所によっては高さ50cm程度。幹の太さは10mm以内というところであろうか。果実が実った跡がたくさん付いており、花盛りの時には美しいであろう。
 放牧地として維持されてきたのであろうが、近年は利用のあり方も変わってきたはずである。現在ではアカライチョウやシカなどの狩猟エリアとしての利用が多いとのこと。カルーナもほとんど食べられている様子はない。
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