タヒチアン・ガーデニア Gardenia taitensis (アカネ科 クチナシ属
 タヒチアン・ガーデニアの葉は長さ20cm前後。基部は次第に狭くなって楔形。ほとんど葉柄はない。光沢があり、平である。主脈と側脈の分岐点には表面からもその存在がわかる、ダニ室と思われるものがある。この部屋の入り口には毛があり、大きさの割には小さい虫しか出入りできないのかもしれない。ダニ室を持つ植物は結構あるが、サンゴジュの葉にできるものと、大きさといいそっくりである。葉の裏面にはダニ様の虫がたくさん付いており、異郷の地の都会での植栽では、ダニ室の効果も期待できないということなのかもしれない。
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