カナクギノキ
Lindera erythrocarpa
(
クスノキ科
クロモジ属
)
カナクギノキは淡く緑色を残して黄葉し、散っていく。落ち着きのある黄色である。カナクギノキだけでは華やかさに劣るけれども、周囲の紅葉と共同して美しい景観を引き立てている。
樹皮には丸い皮目が目立ち、薄くはがれてくる。右下のカナクギノキは県下随一かと思われるもので、直径は60〜80cm程ではないかと思われる。これほど大きなものになると樹肌をみてもカナクギノキとはとても判断できない(
荒戸山
参照)。
1.
カナクギノキ
2.
黄葉と樹皮
3.
冬芽