ニワウルシ(シンジュ) Ailanthus altissima (ニガキ科 ニワウルシ属
 ニワウルシの葉は、13から25枚の小葉からなり、長さは1m近くになることもある。時として頂小葉がなく、偶数羽状複葉の葉が出ることもあるが、樹木全体を見れば奇数羽状複葉であることがわかるはずである。小葉は長さ7〜12cmで先端は長く伸びて尖り、基部には数個の鋸歯がある。鋸歯の先端に届く葉脈があり、先端部は膨らんで腺となる。この腺は表面から見てもわかるが、裏面から見たほうがよくわかる。表面は無毛で、裏面には短毛が多いが、後に脱落して無毛になるとのこと。
ニワウルシの葉
小葉の表(上)と裏(下)葉の裏面は有毛、鋸歯には腺体がある

1.ニワウルシ 2. 3.果実 4.根からの再生
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