カンサイタンポポ Taraxacum japonicum Koidz  (キク科 タンポポ属
 カンサイタンポポの開花は本格的な春の到来を感じさせる。カンサイタンポポは黄花の在来種であり、長野県以西の本州、四国、九州、南西外に分布している。2倍体であり、種子を作るためには他株の花粉による授粉が必要である。従って、昆虫が訪れやすいように群れて生育し、限られた期間に同時に花を咲かせる。2倍体のタンポポは変異が大きく、非常に多くといって良いほどの多数の種に分類されていた時代もある。岡山から東京までの沿岸平野では、黄色い花の咲く2倍体の在来種はカンサイタンポポ→トウカイタンポポ(静岡に局在)→カントウタンポポ(関東・中部に局在)となるはずであるが、いまだじっくりとその違いを眺めるチャンスがない。
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