アカメガシワ Mallotus japonicus (Thunb.) Muell. Arg. (トウダイグサ科 アカメガシワ属) |
アカメガシワの新葉は赤く、和名の由来となっている。表面には赤色の星状毛が密生しており、葉が成長するにしたがって星状毛の間隔が広がり、また、脱落することによって次第に地の緑色が出てくる。赤い新葉の表面を擦り取ったり、セロテープを貼りつけた後にはがしてみると、下から緑の葉が出てくる。まだ葉が幼い段階では、赤色の色素を持つ毛が密生することによって、十分に機能していない幼い葉を保護しているように思われる。 |