食う−食われるの関係


 ここでは、生産者である植物と、これを捕食する一次消費者の関係を見ていこう。草食の昆虫やほ乳類などは植物を食べないと生きてゆけない。一方、植物側から見れば、食べられると光合成系に大きな被害を受けてしまう。単純に考えれば、植物側は食べられないことがベストであるが、世の中はそのようになっていない。得られる資源が一定量であるならば、防御に投資すれば成長速度は遅くなってしまう。生長に投資するか、防御に投資するか、植物の葛藤である。

(1)物理的対策

(2)化学的対策



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